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ボールスペックは左から順に、 ・GW(重さ) ・TW(トップウエイト) ・ピン(CGからピンの距離) ・マスバイアス(ピンとマスバイアスを結ぶラインに対してのCGの距離と位置) で、表記致しております。 ・GW(重さ)とは・・・ ボールの総重量の事で、15.3と表示されている場合、15ポンド3オンスとなります。 ボールのドリルを行うと、必然的に重さは減少します。 その減少する重さは、指穴の数、大きさ、太さ、によって当然異なりますが、一般的には2〜3オンス程度減少します。 ・TW(トップウエイト)とは・・・ ボールの最も重たいエリア(CG付近)と最も軽いエリア(CGの真裏)の重さの差。 ボールを地球に見立てた場合、北極がCGとしたなら、南極がCGの真裏です。 そして赤道を基準とした北半球と南半球の重さの差という事になります。 小数点表記の場合と分数表記の場合があります。 ・ピン(CGからピンの距離)とは・・・ 前述のCGはボールの重さの中心(最も重たいエリアの中心)であるのに対し、 ピンはボールのコア(中玉)の中心となります。 CGはボールのレイアウトを行ううえで、スタティックバランスを決定します。 すなわち、ボールが停止した状態でのサイドウエイトやフィンガーウエイトを、 どれぐらいにするかを決めるという事です。 ピンはボールのレイアウトを行ううえで、ダイナミックバランスを決定します。 すなわち、ボールが動いている際のトラックフレアーの幅を、 どれぐらいにするかを決めるという事です。 この、「CGからピンの距離」はどれぐらいが良いとは言い切れません。 それは、お客様のドリルレイアウトによって、短い方、或いは長い方が適している場合があります。 どうしても良し悪しを付けるとするなら、メリハリを好むレイアウトをするなら長め、 安定感を求めるレイアウトをするなら短め、という事になります。 ・マスバイアス(ピンとマスバイアスを結ぶラインに対してのCGの位置)とは・・・ マスバイアスとはピンから90°(6”3/4インチ)の位置に存在し、 ボールを地球に見立てた時、ピンが北極なら、マスバイアスは赤道のどこかに存在します。 マスバイアスの無いボールは対称コアと呼ばれるコアを採用したボールで、 どこで縦割り(地球でいう経線)しても断面図が同じです。 マスバイアスのあるボールは、非対称コアと呼ばれるコアを採用しており、 縦割りの位置によって断面図が異なります。 いわゆる変形コアと呼ばれますが、その変形コアの重心の偏りがマスバイアスの位置となります。 ピンとマスバイアスを結ぶライン(便宜上PMラインと名付けます)と、 そのラインからCGを通る90°の線(垂線)を引き、交わる点(便宜上PMCポイントと名付けます) PMCポイントとCGの距離を数値で表しており、CGがPMラインのどちらにあるかを、 R(ライト)、L(レフト)、C(ライン上若しくは左右1/8インチ以内)の3種類で表示しております。 1/2Lと表示されていれば、PMCポイントからCGの距離が1/2インチで、 CGがPMラインよりレフト(左)方向となります。(下の左図参照) 一般的に「くの字」と呼ばれる配置です。 1Rと表示されていれば、PMCポイントからCGの距離が1インチで、 CGがPMラインよりライト(右)方向となります。(下の右図参照) 一般的に「逆くの字」と呼ばれる配置です。 Cと表示されていれば、PMCポイントからCGの距離が 左右1/2インチ以内となります。(下の中図参照) ![]() |
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